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はまる人はとことんはまる漫画!『チェンソーマン』

何度も楽しめる漫画!『チェンソーマン』

 

今回は『週刊少年ジャンプ』(集英社)で2019年1号から2021年2号まで連載され、さらにアニメ化も決まっている、藤本タツキさんによる漫画『チェンソーマン』について紹介したい。「このマンガがすごい!2021」のオトコ編1位にも選出された有名な作品で、名前くらいは聞いたことがある人が多いと思うのだが、そのような人たちにも魅力を伝えたい。

 

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あらすじ(チェンソーマン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL))

 

「悪魔」が日常に存在する世界で、主人公の少年デンジがあるとき傷だらけだったところを助けた「チェンソーの悪魔」であるポチタと、悪魔を駆除する「デビルハンター」として死んだ父親の借金を返しながら貧しい生活を送っていた。そんなある日、デンジは仕事を斡旋していたヤクザに騙されてしまい、「ゾンビの悪魔」によってポチタと共に殺されてしまう。しかし、「チェンソーの悪魔」であるポチタはデンジの血を飲むことによって復活に成功する。そして、ポチタはデンジの生前語っていた夢を見せてほしい、という契約と引き換えにデンジの心臓となる。復活したデンジは「チェンソーの悪魔」へと変身することで「ゾンビの悪魔」を倒すことに成功する。そして、力尽きそうなデンジの前に現場に駆け付けた公安のデビルハンターであるマキマに導かれながら、対悪魔を目的とした公安対魔特異課の一員である早川アキやパワーとともに悪魔を倒していくことになるのだが…

 

 

 

この作品のメインは爽快なバトルシーンであったり、大きく物語が動いたり予想できない展開の連続だったりと読む人を飽きさせないところである。多くの漫画を読んでいて、王道な展開に飽き飽きしている人にとてもオススメである。また、それでいて熱くなる場面があったり、ここで王道な展開がくると嬉しいなあといった盛り上がる場面ではしっかりと描ききられている作品である。また、この作品はキャラのセリフだけでなくキャラの表情、後ろの背景であったりと様々な手法で読者に情報を伝えようとしているため何度も読むことで新たな発見が見つかったりといろいろな読み方が楽しめるのもポイントである。展開が大きく動きすぎて行き当たりばったりで描いているだけだろうと思う人もいるかもしれないが、ぜひ最後まで読んでみてほしい。至る所に伏線があり、この場面から後々こういう展開を考えていたんだと納得できる場面が多いはずである。