個人的オススメアニメ TOP30
今まで多くのアニメを視聴してきた僕の個人的にオススメアニメTOP30を紹介します。重めのシナリオや恋愛系のジャンルが好きで、ギャグ系や日常系はあまり好きではありません。ランキングはそのあたりを反映して自分なりにつけたものです。
10位 化物語
怪異とは――世界そのものなのだから。
生き物と違って――世界と繋がっている。
製作会社のシャフトの代表的な作品の一つ。原作である小説の雰囲気をうまく映像化した作品であり、原作とは違った映像での楽しみ方ができアニメ化が成功した良い例である。キャラ同士で１話まるまる話しているだけで終わることもあるが、全く飽きさせない作品。これだけ声優の方々の凄さがわかる作品もなかなかない作品。特に主人公の阿良々木暦役の神谷浩史さんはとてもはまり役である。
9位 CLANNAD + CLANNAD ~AFTER STORY~
神学校に通う高校3年生の岡崎朋也は、無気力な毎日を送っている。毎日同じことの繰り返し。周りのみんなのように学校生活を楽しむこともできず、毎日遅刻ばかり。そのためか、校内では浮いた存在になっていた。ある日、朋也は学校まで続く坂道の下で、一人の少女と出会う。
出典 https://www.tbs.co.jp/clannad/clannad1/03story/story.html
Key作品で制作が京都アニメーションという組み合わせで面白くないわけがない作品。原作はＰＣゲームでシュタインズゲート同様うまく原作の各ルートをつなげてうまくまとめた作品。全部で50話で長い作品となっており、主人公が高校生から始まって社会人へと成長する過程や社会人になってからも描いており、家族愛をテーマとしている。ジャンルとしては、超能力バトルなど一切なく主人公周りの日常を描いているが、十分引き込まれ終盤では号泣する場面が数多くある。
8位 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
西暦2030年。情報ネットワークが進展し、犯罪が複雑化の一途を遂げる社会情勢の中、
犯罪の芽を探し出し、これを除去する攻性の組織が設立された。公安9課、通称「攻殻機動隊」。完全義体のサイボーグ、草薙素子を筆頭に、彼らは自らの信ずる正義を成していく―。
ジャンルは近未来サイバーSFである。基本的には1話完結の話が続いていき、その中で「笑い男事件」の謎を少しずつ追っていく構成となっている。 少し古い作品であるが、圧倒的な構成力や作りこまれた設定、世界観と完成度は素晴らしい作品。セリフ回しがおしゃれであったり、キャラ一人一人がかっこいい。1話完結の物語も1本の短編映画を見ているようであり、「笑い男事件」はさらに面白い。
7位 メイドインアビス
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴「アビス」。
どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。
「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅力し、冒険へと駆り立てた。
そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に「探検家」と呼ばれるようになっていった。
アビスの縁に築かれた街「オース」に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…？
このアニメは冒険の未知に対するワクワク感はもちろんのこと、恐怖感などすごくリアルに描かれている。死に対する恐怖心の中で、それでも探求心や好奇心にかられて冒険を続ける主人公たちを見ていると、一緒に冒険をしているような感覚を味わえる。また、作中での音楽がすごくよくファンタジー気分をすごく味わえる。１話見て世界観に興味をひかれた人はぜひみてほしい。物語後半の衝撃はアニメでもトップレベル。
6位 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
錬金術、それは「等価交換」の原則のもと、物質を理解、分解、そして再構築する、この世界で最先端の科学である。
この錬金術において、最大の“禁忌”とされるもの「人体錬成」。
亡き母親を想うがゆえ、禁忌を侵し、全てを失った幼き兄弟。
機械鎧（オートメイル）をまとい、「鋼の錬金術師」の名を背負った兄、
エドワード・エルリック。
巨大な鎧に魂を定着された弟、アルフォンス・エルリック。
二人は失ったものを取り戻すため、「賢者の石」を探す旅に出る。
兄弟は「賢者の石」の真実に近づくにつれ、大きな陰謀の渦中へと突き
進んでいく。
暗躍する人ならざる者たちの存在。
徐々にその本性をむき出しにする軍事国家アメストリス。
虐げられた民の果て無き憎しみと復讐の念。
錬金術がもたらす幾多の悲劇。
点在する悲劇は、やがて線になり、人を、民を、そして国すらをも巻き
込んでいく。
兄弟は絶望と希望の狭間の中、それでも前に進む--。
原作である漫画をアニメ化した作品で、圧倒的なシナリオで完成度の高さは歴代でトップレベル。作品での設定、話の広げ方、伏線回収と最後まできれいにまとめられており、盛り上がりがピークの状態で終わった作品。少し前の作品であるが、作画は現在のアニメと比べても十分すぎるクォリティであり戦闘シーンは見どころであり、OP 、EDもどれも名曲ばかりである。
5位 コードギアス 反逆のルルーシュ+コードギアス 反逆のルルーシュR2
超大国ブリタニア帝国に占領された日本＝エリア11。そこに生きる二人の少年、ルルーシュとスザク。
「ギアス」の力を手に入れ、世界を壊そうとするルルーシュ。
ナイトメアフレーム「ランスロット」を操り、世界に理想と真実を求めるスザク。
二人の対照的な生き方は、やがて帝国を揺るがす大きなうねりとなっていく。
21世紀の新たな伝説が今、始まろうとしている。
ロボットの熱い戦闘もあれば、心理戦や頭脳戦もある多くの面白い要素が詰め込まれた作品。それでも、物語がだれたりすることなく最後まで主人公のルルーシュが魅力的なアニメ。１話から一気に引き込まれて、各話の終わり方が絶妙で続きがとても気になる作品。そのため、長時間視聴可能な時に見ることをおすすめする。多くのアニメが物語の展開はよいが終わらせ方がいまいちのなか、この作品はそんな心配が一切必要ない。
4位 宇宙よりも遠い場所
そこは、宇宙よりも遠い場所──。
何かを始めたいと思いながら、
中々一歩を踏み出すことのできないまま
高校2年生になってしまった少女・玉木マリたまき・まりことキマリは、
とあることをきっかけに
南極を目指す少女・小淵沢報瀬こぶちざわ・しらせと出会う。
高校生が南極になんて行けるわけがないと言われても、
絶対にあきらめようとしない報瀬の姿に心を動かされたキマリは、
報瀬と共に南極を目指すことを誓うのだが……。
ざっくりとは高校生の女子4人組が青春するという物語。高校生の青春ものでは個人的に一番の作品。全13話で、主人公たちの友情が存分に描かれていて、各話ごとに盛り上がるポイントや感動する場面もあり、さらに大きな目標に向かって物語は進んでいく。ここぞの場面での挿入曲やOP,EDなど音楽面、主役級の声優陣の名演技という圧倒的なクオリティの作品。
3位 STEINS;GATE
舞台は2010年夏の秋葉原。
厨二病から抜け出せない大学生である岡部倫太郎は、
「未来ガジェット研究所」を立ち上げ、用途不明の発明品を日々生み出していた。
だが、ある日、偶然にも過去へとメールが送れる「タイムマシン」を作り出す。
世紀の発明と興奮を抑えきれずに、興味本位で過去への干渉を繰り返す。
その結果、世界を巻き込む大きな悲劇が、岡部たちに訪れることになるのだが…
果たして彼は、運命を乗り越えることができるのか!?
原作がＰＣゲームの作品であり、アニメ化にあたりうまくカットしたり個別ルートをつなげてある印象で、アニメ化が大成功した作品。序盤は主人公まわりの微笑ましい日常を描きながら、伏線をうまく散りばめている。中盤以降は話が進むごとに右肩上がりにどんどん面白くなっていく。なんとなく見ていた序盤のシーンでも２週目で見ると意味が分かったり、見方が変わっていく作品であり2週目も楽しめる。主人公の岡部倫太郎役の宮野真守さんの演技は特に素晴らしく注目である。
2位 魔法少女まどか☆マギカ
大好きな家族がいて、親友がいて、時には笑い、時には泣く、そんなどこにでもある日常。
見滝原中学校に通う、普通の中学二年生・鹿目まどかも、そんな日常の中で暮らす一人。
ある日、彼女に不思議な出会いが訪れる。
この出会いは偶然なのか、必然なのか、彼女はまだ知らない。
それは、彼女の運命を変えてしまうような出会い
それは、新たなる魔法少女物語の始まり
魔法少女もので絵がかわいらしく、シャフトの表現によって独特な世界観が生まれている異色な作品。全12話と短めな作品であるが情報量が多く1話1話が内容の濃いものとなっていて、さらにストーリー全体を通して起承転結の構成がしっかりなされている。この作品の与えた影響は多く、魔法少女ものの常識を覆した作品。十分に名の知られている作品であり、この作品を調べる際はネタバレに十分注意してほしい。
1位 進撃の巨人
巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は
高さ50メートルの巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた･･･。
まだ見ぬ壁外の世界を夢見る10歳の少年、エレン･イェーガー。
エレンは、仮初めの平和に満足し外の世界へ出ることを諦めた人々に違和感を覚える。
彼らを「家畜」と呼ぶエレン。エレンを「異物」と感じる人々。
だが、壁をも越える超大型巨人の出現により、エレンの「夢」も人々の「平和」も
突如として崩れ去ってしまう･･･。
原作は漫画であり、それをアニメ化した作品となっていて言わずと知れた神作品であり、物語の奥深さ、謎の多さ、伏線回収、登場人物の心情の変化や成長、シリアスな笑いなど、全てのクオリティがトップレベルの作品。人間が巨人に食い殺されるという衝撃的な序盤の展開から始まり、予想を超えた展開が連続して続く作品。作者が最後まで展開を考えてから描き始めたということで、設定のつじつまが合わなくなったり、物語がだれたりすることがない。じっくりアニメを見て自分で考えたりする人ほどオススメな作品。
